どのように露出線図を使用するか？

どのように露出線図を使用するか？

日常の作業で使用できる情報を徐々に作りあげていくことはできるかもしれませんが、優れた露出線図を活用するとよいでしょう。 このシステムには、特に最も適切な作業方法を選ぶ際に多くのメリットがあります。 時間の節約以外に、効率性を保証し、通常のルーティンから少し外れた業務上の試験的な暴露の必要性を排除するか、許容可能な範囲に減らすことができます。

実際にさまざまな X 線管は同じタイプであっても、極めて異なる結果を出すことがあります。 コントロールパネルと管をつなぐケーブルが違うだけでも、影響することがあります。 従って、各 X 線管セットの露出線図を描く必要があります。 これは、機器に詳しくなる方法としても最適で、この作業にかけた労力は後から十分に報われます。

ガンマ線検査の露出線図は、上記と同じ方法で描きます。
図 5-9 は Cobalt60 線源の露出線図です。 X 線管については個別の放射線スペクトルを考慮する必要がないので、特別に設計されたスライドルールも使用できます。 図 6-9 は、Iridium192 線源の同様の露出線図です。