露出線図はどのように描くか？

露出線図の描き方

露出線図は、片対数グラフに描きます。 横軸を材料の厚み (㎜ 単位)、縦軸を露出値 (mA.min 単位) としたグラフを描きます。 任意のキロボルテージ (たとえば、150 kV) で、先ほど説明した暫定の kV -厚さの図を使用すると、被ばく線量 8 mA.min の場合は厚さ 4.5 ㎜で、被ばく線量 200 mA.min の場合は厚さ 15.2 ㎜ で密度 2 となります。

この厚みと対応する被ばく線量をグラフペーパーに記入し、点 A と B として表します。図 4-9 を参照してください。 点 A と B を結ぶ直線を引くと、150 kV の線になります。 同じ方法で、グラフに他の kV - 値の線を引くと、図 4-9 の完全な露出線図ができあがります。