放射線測定と個人用防護装置
Thermoluminescent dose meter (TLD badge)
The TLD meter consists of an aluminium plate with circular apertures. Two of these contain luminescent crystals. Figure 3-19 shows an open TLD-meter and the plate with crystals next to it. The right side of the illustration shows the same meter, now closed. When the meter is read only one crystal is used to determine the monthly dose. The other one is spare and, if necessary, can be read to determine the cumulative dose. The TLD meter is sensitive to X-and gamma radiation of 30 keV and higher. The dose measuring range is large and runs from 0.04 mSv to 100 mSv with an accuracy of ±5 %. The instrument measures 60 x 40 x 10 mm and is convenient to wear.
Film dose meter (film badge)
The film badge consists of two pieces of X-ray film contained, with filters, in a special holder. At the end of a specified period, the films are developed and the density measured. The radiation dose received by the wearer can then be determined by consulting the density/exposure curves, and the type of radiation received can be established by checking the densities behind the filters. Film dose meters as illustrated in figure 4-19 are a very cheap and reasonably accurate method of monitoring personnel in selected areas. They measure 25 x 25 x 5 mm, are robust and convenient to wear.
以上のように、イオン化放射線の存在を確立し、そのレベルを測定することが最も重要です。 イオン化放射線は感覚で検知することが
できないので、検出器と測定機器を使用します。 X 線撮影者が
放射線を測定または登録できる、さまざまな測定器があります。
最も一般的な測定器は以下の通りです。
- 線量率メーター
- シンチレーションカウンター
個人の保護に対応する最も一般的な測定器には、次のようなものがあります。
- Pendosismeter (PDM)
- 熱ルミネセンスバッジ (TLD)
- フィルムバッジ
放射線測定器
線量率メーター
7 x 15 x 4 cm のポータブルガイガー・ミュラー計数管 (図 1-19 参照) が
線量率の測定に最もよく使用されている
測定器ですが、より正確で高価な電離箱も
放射線モニターとして
使用されています。 両方の測定器は、イオン化で生成された
電流を測定します。
放射線レベルは、μSv/h または mSv/h の換算表が付いたマイクロアンペアメーターですぐに読み取ることができます。
放射線モニターの中には、事前に設定された線量を超えると
音響信号を発するものもあります。
測定器は、放射性材料または X 線機器を扱う作業員が
安全な距離や安全バリアでの線量 (たとえば 10 μSv/h) を
判断するために
使用されます。 GM 計数管の測定範囲は
1 μSv/h から 2 mSv/h です。
シンチレーションカウンター
これは、放射線を測定し、分析するためのマルチ機能を搭載した正確な測定器です。
ヨウ化ナトリウム結晶でのイオン化放射線の発生を弱い閃光に変換し、
統合された光電子増倍管によって電子パルスに増幅します。
振幅と電子パルスの数を測定することで、放射線のエネルギーと強度 (線量
率) を判断できます。
こうした測定器は、主に科学的な目的のために使用されています。
個人用保護具
Pendosismeter (PDM)
PDM は、万年筆型ホルダーに格納された石英繊維の電位計とシンプルな光学レンズシステムで構成されています。
図 2-19 を参照してください。
小さな充電ユニットを使用して繊維を荷電し、
レンズを通して確認します。
繊維は、作業期間の初期設定として換算表のゼロマークに設定されています。
放射線がイオン化効果で電子を漏らすと、
繊維はスケールを移動します。 受け取った放射線の量は、換算表で読み取ることができます。
このタイプの測定器は、小さく、安価でそれなりに頑丈なので、個人用保護に
最適です。 作業期間に受け取った放射線の合計量を、
±10 % の精度で簡単に読み取り、記録できます。
